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循環器 看護師はサービス残業当たり前!?忙しいからしょうがないの?

病院の看護職の年間の離職率は10万人を超えています。看護師が辞める主な理由はいくつかありますが、過酷な労働環境、不規則な勤務などの要因があると思われます。

循環器 看護師が他の科に比べて「残業時間が多いか」というデータはありません。ただの残業ではなく、サービス残業の割合となるとなおさら正確なデータはありません。

しかし、循環器が他科に比べて「不測の事態が起こりやすい」ということは断言できると思います。その不測の事態は、通常業務を圧迫し時間外労働となるでしょう。

循環器 看護師の働きかたと残業との関連性を考えてみましょう。

目次 [目次を隠す]

循環器看護師は残業が多いのが当たり前なのか?ある病棟の1日から見てみましょう。

○循環器病棟 ナースステーション(夕)

気が小さくて真面目な2年目ナース、リハ子(24歳)が、先輩でかつてのプリセプターであるベテランナース、カテ美(32歳)と会話しています。カテ美は今日のリーダーナースです。

リハ子「先輩、何か手伝えること、ありますか?あるなら教えてください。」

カテ美「ありがと。明日の配薬の準備まだなんだよねー」

リハ子「分かりました」

カテ美「あ、それから明日のカテ入院の準備をしておいて。点滴の指示確認もね」

リハ子「分かりました」

カテ美「あ、それから今からカテのお迎えありそうだけど手伝える?」

リハ子「分かりました」

カテ美「あとねー・・・」

リハ子「・・・」

カテ美「あれ?あんたも死にそうな顔しているね。どうした?」

リハ子「そんなことありません。」

カテ美「そっか。今日何時に帰れるかな♪私、明日夜勤だからいいけど」

リハ子「・・・(あたしは明日も日勤だよ)」

こんな光景、目に浮かびませんか?こんな先輩いますよね。

極端な例かもしれませんが、看護師は「定時」という概念が希薄なことと、日勤・夜勤の交代勤務のため、次の日が夜勤の場合、日勤が延長してもOKという風潮が蔓延しています。

申し送りも終わった後で、「さあこれから記録するぞ」といった、第二弾の仕事が始まるような雰囲気です。でも、本当にこれでいいのでしょうか?考えてみたいと思います。

「ナースのかえる・プロジェクト」(日本看護協会)について考えてみました。

交代制勤務者の23人に1人が過労死危険レベルの勤務

交代勤務をするすべての看護師があてはまるわけではありませんが、「不測の事態が起こりえる現場」「慢性的に人員不足の現場」では過労死レベルの勤務と言われる「交代制勤務(夜勤)をし、かつ時間外勤務が月60時間を超える勤務」はあり得ます。

私自身、手術室勤務の頃、循環器の緊急手術が立て続けに発生し、気が付けば手術室に24時間以上いた。なんてことも日常茶飯事でした。

仕事中は気持ちが張りつめていても、帰宅途中や、翌日はフラフラで何も食べることが出来なかった思い出があります。もし、体調が悪い時期に重なったり持病があれば「過労死」につながったかもしれませんね。

このように交代制勤務=過労死、とは言い切れなくても「不測の事態が起こりえる現場」はとくに危険性が高いかもしれません。

20代が疲れている

時間外勤務時間を年齢階層別にみると、20代が他の世代より長いという結果が出ています。調査では平均で25.9時間という結果です。さらに20代の実に4分の1は月35時間を超える時間外労働をしているそうです。

20代に時間外勤務が多い理由を考察すると「経験値が低く、タスク管理能力が低い」ことと、「残業は子育てや介護などの扶養義務が少ない人員に回ってくる」という2つの側面が考えられます。

20代、新人の頃は「タスク管理能力」いわゆる物事の優先順位を的確に処理し、業務を進める能力が、30代以降のベテランに比べ低いことは致し方ない事です。

チームの一員として割り振られた仕事でも、他のベテランスタッフなら時間内にすんなり終わることが、20代スタッフだと時間がかかってしまうことは当たり前のことです。分からない事を聞いたり、調べながら実行していくことは時間がかかります。

終わらない業務を、全てのスタッフに平等に割り当てられるかは難しい問題です。時短スタッフが多い職場、ママさんナースが多い職場などは特に若いスタッフに残業が偏りがちです。

「長時間労働」「疲労自覚症状」「医療事故の不安」に強い関連

慢性的な疲労は、不安や恐怖の感情を惹起します。時間に追われ、余裕がない職場では、自分の看護技術やケアを振り返る余裕がなくなってきます。

看護のやりがい、充足感である「よいケアが出来た」「患者さんが良くなった」と感じる機会が極端に少なくなります。

この悪循環が長時間労働⇒疲労⇒医療事故の不安と連鎖し、医療事故の不安から確認作用を繰り返す長時間労働への無限ループに陥るものと考えられます。

未払い残業の実態

時間外勤務(月平均23.4時間)のうち、手当が支払われたのは8.3時間で手当てが支払われない未払い残業(サービス残業)が存在することが示唆されています。

時間外に開催される勉強会、研修、委員会の持ち帰り仕事など、様々なケースがあります。ここで一番大切なことは、その仕事が労働とみなされているか?ということです。

働く看護師自身が、何か持ち帰りの仕事が多いなあ・・・また時間外の研修か・・・とただ疲れているだけでは何も解決しません。

また、就業開始時刻が契約書上8時30分にもかかわらず、申し送りが8時15分から、といった場合も漫然と全員分の15分間勤務の未払い状態となりますね。

中間管理職も疲れている

現場の既卒新人や、異動看護師、新卒看護師を指導する立場にありながら一スタッフとしても働く主任さん、師長さんも多いと思います。(病院によっては係長・課長など)

管理職は、初めから「年俸」という形で、時間外手当や特殊勤務手当が包括されていることもあります。

朝、誰よりも早く出勤し、夜勤者を労い、病棟の様子を把握しその日の業務配分を決定、仕事の合間に会議、病棟に帰ってまた仕事。家に帰っても人事評価資料作成や、勤務表作成でほぼ徹夜。

これで疲れてしまわない訳がありません。特に30代の経験が浅い管理職の方は、体調を崩したり、燃え尽き症候群に陥りがちです。

看護管理者の悩み

現場が忙しすぎると感じていても、現場の師長さんが「人を増やす」ことは出来ません。できることはせめて「辞めないようにする」ことぐらいですし、それもできるかは保障がありません。

働くみんなに十分な休息を取らせたい、と痛感していてもそれが出来ない環境にいる場合、管理者のストレスは最高潮です。

また、職場全体に疲れた雰囲気が蔓延すれば、不満を言いあうことで結束する「負のコミュニケーション」が発生し、看護管理者を攻撃しはじめることもあり、とてもやりにくい状況になります。

循環器看護師はどうして、残業が多いのが当たり前なのでしょうか?

受け継がれる「長年の悪しき慣習」

お互い様、という意識はとても大切な助け合いの心です。しかし、職場においては大前提として、時間内に仕事を終える工夫・努力をすることが大切です。時間内に終えるための業務改善や、時期配分・役割の検討を行って、それでもなお時間外労働せざるを得ない状況は、正当に抗議すべきですね。

ただ、冒頭の会話で挙げたように、夜勤がある前の日は残業しても大丈夫という風潮や、帰る時はみんな一緒、といった慣習が強い職場で、自分一人が主義主張を貫くのは難しいですね。

本来、残業は「許可や指示を受けてするもの」

自分に割り当てられた仕事が、定時を過ぎても終わらない・・・・

そんな時、本来は上司に許可を取り残業の指示をもらうものです。ただし、当然時間内にこなせるはずの仕事が終わっていない場合は、時間外に働いても「残業」と認められず超過勤務手当は発生しません。

定時より長くいた時間=残業という認識は誤りです。

このことをきちんと認識していれば「気遣い残業」は無くなるはずです。ただし、残業は指示するものという認識がうすい勉強不足の管理者の下で働けば無理かもしれません。

ICU・CCUの方が残業が少ない実情とは

集中治療室は重症急性期加算のため、看護師の配置基準は明確です。そのため、重症管理をしている=忙しい、とは言えない現状になりつつあります。

一般病棟では、配置する最低人数が減ることで、余剰な人員を雇おうとしなくなります。そのため、人員増員はその病院やクリニックの考え次第、という事になります。

手術や検査は時間通りには終わらない

循環器 看護師は忙しい!と言われる要因には、ルーチンの看護業務の間に、緊急検査・緊急手術・転入・転出等の臨時的な業務が入り込み、両方を効率よくこなす必要があるためです。

また、予定されていた検査治療であっても、心臓カテーテル治療検査や手術は、始まってみなければ終わりが見えないものです。16時くらいに帰室するはず、とスタンバイしていても18時・19時になるなんてことは日常茶飯事です。そんなときの人員確保をどうするのか、も管理体制の手腕が問われます。

ただ、治療を受けている患者さん、担当している医師をはじめとするスタッフは、自分たち以上にしんどい思いをしていることを忘れないでくださいね。

研修、勉強会、各種委員会活動は、時間外労働か

時間外の研修、勉強会、各種委員会活動などについて、自己学習・自己研鑚のためのものか、指示された仕事扱いなのかを明らかにするべきです。病院職員はこの確認があいまいです。参加する前に確認するのがポイントです。

しかし、「この勉強会は時間外手当が発生する残業扱いですか?でなければ帰らせていただきますね」とはなかなか言えませんよね、特に新人さんは反感を買いかねません。

ここは、勉強会の定時の時に「残業扱いかどうか」も併せて提示してくれるような病院だったらいいなあと思うところです。

始業時間前の申し送りは、時間外労働か

例えば、契約書に示された始業時間が9時であるにもかかわらず、申し送りが8時45分から、という病院は少なくありません。

この15分前から行われる業務は時間外労働なのでしょうか?たいていの病院では、慣習的に行われており時間外労働とみなしていません。

契約書上の始業時間が9時だからと、全員が9時に出勤しても業務がスムーズに進まない事は分かります。

「業務を円滑にすすめるための準備時間」と捉えれば、15分前からの業務開始は違法とは言い切れません。

本来、始業時間より早い時間の出勤強制は契約違反です。説明のつく理由、目的が明確にされず慣習的に行われている職場は問題です。

循環器看護師はどうやったら、残業が多いのが当たり前ではなくなるでしょうか?

悪しき慣習は振り払おう

仕事を時間内で効率よく終えるための日々の努力は怠らず、「仕事は終わったら帰る」を実践しましょう。循環器 看護師は、検査時間の延長や緊急入院受け入れ、患者の急変等の不測の事態発生が発生しがちで多忙ですが、毎日の事ではありません。

仕事があるときは残る、なければ帰るという職場風土があればメリハリをつけて仕事もできることでしょう。ただ、悪し慣習側の人口が多い場合は、自分だけが頑張っても難しいでしょう。思い切って職場を変えてみることも必要です。

師長さん・主任さん・現場の責任者が残業の指示をしよう

仕事が終わらないからと、ダラダラした状態では仕事効率も極端に悪くなります。また疲れた状態では、判断力も低下します。

管理者は定時が近づけば、どの仕事が残っているか、誰にどのくらいの残業を命じるか、小休憩をはさませるかなどを、総合的に判断し指示を出します。

本来管理者・責任者は、現場スタッフが指示していない勝手な残業をしている場合は、注意する態度が必要です。

残業の指示を出す人がいない、全く指示をもらえない職場は論外です。思い切って職場を変えてみるほうがよいでしょう。

ただし、指示を待つばかりではなく仕事を時間内に終えられなかった要因について自己分析したり、報告することも必要ですよ。

忙しい循環器一般病棟 学びの機会ととらえよう

超急性期や重症管理するセクションに比べ、残業が多い傾向にある一般病棟。人数の配置に、大いに問題ありですね!しかし、法律に違反している訳ではないので「おかしい」と叫ぶこともできずもやもやします。

たくさんの患者さんを受け持ち、検査や処置を体験できることは学びの機会が豊富とも言えます。ただし、あまりしんどく感じられるようなら、自分一人の努力で状況を変化させることが無理な以上、職場環境をかえてみることが良いでしょう。

検査・手術に定時はない 24時間対応可能な体制を

長引く検査、治療、急変、手術など・・・循環器 看護師に休まる暇はありません。2人の夜勤なのに、配膳時間と重なってカテーテル検査のお迎えに呼ばれた、なんて泣きそうになることもありますね。

そんな時、他病棟からの応援、患者が不在時の救急外来スタッフ、当直のレントゲン技師や臨床工学技士など院内スタッフが力を合わせ協力してもらえる体制にあるかがポイントです。

この調整は管理者の役割ですが、調整に全く動いてくれない、動く気配がない場合は転職を考えてもいいと思います。

残業=時間外勤務 の定義を明確にしてもらおう〜研修、勉強会、各種委員会活動

未払い残業を極力なくし、働くスタッフの意欲を高めるためにも、勉強会や研修も自己学習・自己研鑚のためのものか、指示された仕事扱いなのかを明らかにするべきです。

仕事と認められない時間外業務が多すぎる場合は、職場自体を変えリフレッシュして働けるようにすべきですね。

残業=時間外勤務 の定義を明確にしてもらおう〜始業時間前の申し送り

契約上の始業時間より早い時間からの申し送りが強制され、常態化している場合は問題です。毎日15分の早出でも、1か月、1年と続くとかなりの労働時間になります。

しかし、管理者を含むメンバーが「当たり前」と捉えていることに問題提議するのはかなり勇気がいりますね。

「この詰所の申し送りは○時からだから!」と言い切られてしますと、反論もしにくいものです。

始業時間前の労働が強制され、常態化している組織からは思い切って転職を考えていいと思います。

まとめ

いかがでしたか?仕事が楽しくて仕方がない、というよりは「ちょっと疲れ気味かな」という看護師の方に、今の職場での働き方を振り返ってみてほしいと思います。

私は、30代後半になってから、働きながら大学に編入しそこで「労働経済学」を中心に講義を受け「働くこと」を見直してみました。そこで受けた講義や、出会った人々と接する事によって看護界の働き方がいかに世間の認識とズレているかを知り、目からウロコが落ちた思いでした。

最近では公立病院でも看護師への残業代未払いをお金を払って和解するケースも出てきており、かなり一般的な認識に近づいてきたように感じます。

自分の頑張りや努力が正当な「労働」と認められ、生き生きと働くに十分な休息が与えられる環境で循環器 看護師としてスキルアップしていきたいですよね。

そのために転職したい、と考えている看護師のみなさん。ぜひ、病院の人員体制、管理体制、離職率などを熟知した転職サイトのコンサルタントに相談してみませんか。病院やクリニックのホームページを見るだけではわからない、内部の労働環境について情報収集し、長く楽しく働ける職場を見つけてください。

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